ジャガードとは? 特徴や織り方について解説

ジャガードとは? 特徴や織り方について解説

プリントタオルは生地にイラストや文字を印刷するという特性上、どうしても洗濯をするたびに絵や字が薄くなってしまうのが実情。

使っているうちに、そうなってしまうことを残念に感じる方が多いことでしょう。

さて、そんな切ない気持ちにならないためにも、オリジナルタオルを作る際は織姫ジャガード、あるいは2色毛違いジャガードの商品を選んでみませんか?

そう聞いて、ジャガードとは?と疑問に思った方へ向けて、ここではジャガード生地について詳しくお話しをしていきましょう。

ジャガードとは

ジャガード生地は、テーブルクロスやカーテン、絨毯などで見られる模様が織り込まれた生地のこと。

無地に文字やイラストを印刷するのではなく、凹凸や縦糸と横糸の色を変えるなど織り方で模様を表現しています。

あらかじめ染色をした糸を使っているので、プリントタオルとは異なり、色褪せや色落ちをしにくいのが特徴。また、印刷だとどうしてもタオルの風合いが損なわれる場合がありますが、ジャガード織りならその心配もなく、フカフカの肌触り。

ジャガード生地の由来・歴史

そんなジャガード生地の歴史はフランスの発明家、ジョセフ・マリー・ジャカールがジャカール織機を発明したことに由来します。もともとジャガード生地のように糸の色や凹凸で模様を表現する場合、2人がかりで生地を作っていましたが、この自動織機の発明により1人でもできるようになり、簡略化できたそうな。

さらにいえば、現代はコンピューターにより複雑な柄も表現できるようになりました。

さて、ではなぜジャカール織機で作る生地がジャガードなのか?

英語表記で「Jacquard」と書いたときに、日本語では濁点が付いた方が読みやすいということでジャガードとなり、それが定着していったようです。

ジャガード生地の魅力

上でお話しした通り、染色された糸を使ってタオルを織っていくため、色落ちを心配する必要がありません。また、プリントなどの加工をしていないので、生地はふっくらとしており、吸水性が高いのも魅力。

そんなわけで、もしジャガード生地のオリジナルタオルを作るなら。

色落ちがしづらいという特性を生かして、学校行事や卒業・卒団に作る記念タオルに。やはり、思い出の詰まったタオルが褪せてしまうのは悲しいですもんね?

あるいは、スポーツクラブや部活動のチームタオルに。士気を高めるためのチームグッズとしてはもちろん、そのフカフカな生地はプレー後の汗拭き用タオルとしても活躍してくれるのではないでしょうか?

ほか、厚みがあり、高級感もあるため、イベントなどで販売をする物販品にも向きますし、よくキャラクターグッズとしてお店に並んでいるところを見かけるのでは?

さらに、ジャガードタオルなら大切なお客さまへ贈るノベルティグッズにもよいでしょう。

ジャガード生地の注意点

ジャガード生地のオリジナルタオルを検討される際に、強いて注意点を挙げるのなら、それは一部のプリントタオルと比べたときに、使える色の数が少ないという点でしょうか。

インクジェットや昇華転写といった印刷方法はフルカラープリントのため色数に制限がありませんが、染色した糸を使って織っていく生地という特性上、どうしても使用できる色の数には限りがあります。

ちなみに当店なら、織姫ジャガードは地の色になる白に加えて1色、2色毛違いジャガードなら2色となります。

おすすめのジャガード生地タオル

マフラータオル 織姫ジャガード

タテ19×ヨコ120センチの横に長いタオルで、マフラーのように首に巻くことができるのが特徴。首に掛ければ両手があくことや、横断幕のように広げれば応援グッズにもなることから、スポーツやコンサート、イベントグッズに適しています。

また、織姫ジャガードはジャガードタオルのなかでは薄手の生地。そのため、首に巻いてもごわつかず、軽く、運動をするときに便利です。スポーツクラブのチームグッズとしても。

フェイスタオル 織姫ジャガード

なるべく費用はおさえたいという方にはフェイスタオル 織姫ジャガード。当店のジャガードタオルのなかでは、もっともお手頃です。

フェイスタオルはタテ35×ヨコ85センチで、洗面所など水回りでよく使われる定番のタオル。そのため、普段使いに適しています。記念品としてはもちろん、ノベルティや物販品にと、さまざまな用途で選ばれている人気のサイズです。

スポーツタオル 2色毛違いジャガード

スポーツタオルはタテ40×ヨコ110センチと、上半身を覆うことができるほど大きなサイズ。その名の通りスポーツ後の汗拭き用としてはもちろん、野外イベントなどで急な雨をしのぐのにも役立ちます。

その大きさを活かしてインパクトのあるデザインのオリジナルタオルを作りたい方にもおすすめのサイズです。

また、2色毛違いジャガードはふっくらとして厚みがある生地のうえ、裏と表で色が反転しているのも特徴。リバーシブルで楽しめます。

まとめ

ここでは、ジャガード生地のオリジナルタオルについてお話しをしました。

色褪せや色落ちが気になる方にとっては、うれしい生地ではないでしょうか?

上でも一部の商品をご紹介しましたが、マフラータオルとフェイスタオル、スポーツタオルのそれぞれで織姫ジャガードと2色毛違いジャガードのオリジナルタオルをご用意しています。

使いたい色数や用途に合ったサイズで選んでいただくなど、ぜひジャガード生地を使って自慢のオリジナルタオルを作ってみてくださいね。


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