「なにか記憶に残るようなオリジナルグッズを作りたい」「サプライズでプレゼントを贈りたい」とお考えの方におすすめなのが「オリジナルデザインタオル」。
オリジナルデザインタオルには、メッセージやイラストなどを自由に入れることができます。
企業や店舗の名前・ロゴマーグなどを入れたオリジナルタオルを作れば、宣伝効果をもった実用性の高いノベルティグッズとなるでしょう。
それ以外にも、たとえば部活やサークルでお揃いのオリジナルタオルを作ればチームの士気向上にもつながります。
そこで今回は、当社「名入れタオル製作所」でのオリジナルタオルの作り方や価格、デザイン事例などをわかりやすくご紹介していきます。
オリジナルタオル製作をご検討の方はぜひ最後までご覧ください。
オリジナルデザインタオルを作る手順
はじめに、オリジナルタオルの製作方法と手順について説明します。
オリジナルタオルの作成は、以下の5ステップで進めていきます。
オリジナルタオルの作成する5ステップ
① タオルの種類、サイズ選び
② プリント方法の決定
③ デザインの作成・入稿
④ デザインの修正・校了
⑤ 印刷
この5つのステップについて、一つずつ詳しくみていきましょう。
①タオルのサイズ・生地を選ぶ
まずは目的に応じて、タオルの種類を選びます。
タオルのおもな種類は、サイズに応じて「フェイスタオル」「マフラータオル」「スポーツタオル」など、下記の7種類があります。
・フェイスタオル
フェイスタオルのサイズは340×850mmです。大きすぎず小さすぎない使いやすいサイズで、
洗顔用やキッチン用などさまざまなシーンで利用できます。誰がもらっても嬉しいスタンダードなサイズといえるでしょう。
・マフラータオル
マフラータオルのサイズは210×1,100mmです。スポーツの応援グッズとして定番のサイズですが、運動時の汗ふきタオルとしても活躍します。首にかけておけば邪魔にならず、ササっと汗を拭うのにぴったりのサイズ感です。
・スポーツタオル
スポーツタオルのサイズは400×1,100mmです。同じ長さのマフラータオルと比べて、約2倍のタオル幅となります。横断幕のようなインパクトがあり、額縁に入れて壁に飾るといった使い方もおすすめです。
・手ぬぐい
手ぬぐいのサイズは330×860mmです。「平織り」と呼ばれる製法で織られた独特な風合いがあり、両端は切りっぱなしになっている点が特徴です。タオルほどの吸水性はありませんが、その分薄手で使いやすく速乾性に優れています。
・バスタオル
バスタオルのサイズは600×1,200mmです。お風呂上がりの体拭きタオルとして使う人が多いでしょう。当社で取り扱っている7種類のなかではもっとも大きいサイズで、インパクトのあるデザインに仕上がります。
・ハンドタオル
ハンドタオルのサイズは340×380mmです(フルカラーのみ330×330mm)。手を拭く場面などで、ハンカチの代わりによく使われています。コンパクトでもらって邪魔になりにくく、プレゼントにも最適です。
・ミニタオル
ミニタオルはのサイズは200×200mmです(フルカラーは250×250mm)。ハンドタオルよりもさらに一回り小さく、ポケットに入れて持ち歩くこともできます。大人から子どもまで幅広い世代に人気のタオルです。
普段使いできるものを選びたいなら、一般的なサイズの「フェイスタオル」。
入れたいイラストの数が多い場合や大胆なプリントをしたい場合は、サイズが大きめの「スポーツタオル」や、幅のある「マフラータオル」が適しているでしょう。
サイズによって値段も異なるので、後述する価格表なども確認しながら適切な種類を選びましょう。
プレゼントであれば、贈った相手がもっとも使ってくれそうなシーンを想像して種類を決められるとベストです。
②プリント方法を決める
次にタオルのプリント方法を決めていきます。
プリント方法は「枠ありプリント」「全面プリント」「フルカラー」の3種類です。
それぞれメリット・デメリットがありますので、製作したいデザインに適したプリント方法を選んでいきましょう。
プリント方法 | 枠ありプリント (顔料プリント) | 全面プリント (染料プリント) | フルカラー (染料インクジェットプリント) |
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
特徴 | もっとも手軽にオリジナルのタオルが作れる印刷方法。インキメーカーは「DIC株式会社」と「PANTONE」を指定。 | 生地の色が見えないようにタオルの全面をプリントする印刷方法。インキメーカーは「DIC株式会社」と「PANTONE」を指定。 | 染料インクを直接タオル生地に吹き付けてプリントする印刷方法。「CMYKフルカラー」で印刷。 |
メリット | ・低価格で製作できる ・印刷時のにじみが少なく、細かいデザインも再現可能 | ・生地の端まで印刷できる ・印刷部分も吸収性が下がらず、柔らかい肌触りに仕上がる ・こすれ、洗濯に強い | ・デザインに制限がなく、写真やグラデーションも再現できる ・柔らかな風合いに仕上がり、色落ちも少ない ・最小ロット1枚から製作可能 |
デメリット | ・タオルの四方に白枠が残る ・印刷部分は硬めな手触りになる | ・枠ありプリントより製作コストが高い ・少しにじむ場合があるため、細かいデザインには不向き | ・製作コストがもっとも高い ・少しくすみのある色合いになる |
③デザインを作成して入稿する
タオルの種類が決まったら、次はデザインの作成に入ります。
デザインの入稿方法は以下の2種類です。
- 「Adobe Illustrator」を使って入稿する
- デザインを依頼して作成してもらう
それぞれの入稿方法を詳しくみていきましょう。
「Adobe Illustrator」の入稿方法
Adobe Illustratorソフトをお持ちの場合、デザイン料が無料なため、Illustratorを使った入稿がもっともおすすめです。
自分が提出したデザインがそのままタオルにプリントされるので、確実に自分の思い通りにデザインを仕上げることが可能です。
illustratorでデザインする際は、専用の入稿用テンプレートを使用する必要があります。
こちらの「Adobe入稿」に詳細な手順が書いてあるので、使用する際はあらかじめよく読んでから利用しましょう。
デザインを作成してもらい入稿する方法
Illustratorを使った入稿が難しい場合は、デザイン作成を弊社に依頼して入稿する「デザイン制作お任せコース」をご利用ください。
デザイン制作お任せコースには、「らくがきコース」「そっくり作成コース」「オフィス系入稿コース」の3つの方法がります。
コース名 | らくがきコース | そっくり作成コース | オフィス系入稿コース |
デザイン料金 | 5,000円 | 3,000円 | 5,000円 |
コース詳細 | 手書き注文シートに手書きのイラストを提出し、素材を参考にデザインを作成できるコース | すでにあるタオルとそっくりのデザインを作成するコース | ExcelやWord、パワーポイントなど、office系ソフトで入稿したデータをもとにデザインを作成するコース |
データ作成目安期間 | 平均2~3営業日 | 平均2営業日 | 平均2~4営業日 |
修正対応回数 | 3回 | 1回 | 2回 |
より詳しい内容を知りたい場合は、「オリジナルタオル デザイン制作おまかせコース」に詳細がありますのでご確認ください。
このなかでも、手書きのデザインをタオルに印刷したい場合は、手書きのデザイン提出が可能な「らくがきコース(デザイン料:+5,000円)」がおすすめです。
手書きで書いたイラストを元に、スタッフがそっくり同じデザインを製作してくれるコースなので、「データでデザインが作れない」「手書きのニュアンスを出したい」という方にはぴったりです。
小さなお子様の似顔絵を活用したい場合も、手軽に手書きのデザインを入稿することが可能な「落書きコース」が最適です。
どの方法がもっとも自分の作りたいオリジナルタオルに適しているか、しっかり吟味してデザイン方法を選択しましょう。
④デザインの修正・確定
デザインを提出したら、業者側で確認・編集作業が行われたあとに「初校の連絡メール」が注文者のもとに送られてきます。
注文者は送られてきたデータ内容を確認し、手直ししたい箇所がある場合は「修正依頼」を提出します。
原稿内容に問題がない場合は、原稿確定の連絡を業者に入れます。
この時点で注文が確定し、正式な納期が伝えられます。
デザインが確定したあとの修正はできませんので、イメージとデザインに違いがないか十分に確認するようにしてください。
⑤印刷~完成~納品
データが確定次第、印刷に進みます。このタイミングで支払いが必要となりますので、支払い方法は事前に確認しておきましょう。
商品が完成次第、発送され納品となります。商品が届いたら、まずは欠品や数の間違いがないかを速やかにチェックしてください。
なお、申し込みから納品までには10〜15営業日ほどかかります。
納品までの日数は、タオルの種類やプリント方法などによっても異なりますので、各商品ページに記載されている目安の納品日数をご確認ください。
オリジナルタオルの価格表
続いて、オリジナルタオルの価格についてみていきましょう。
オリジナルタオルは下記の条件によって料金が異なります。
- タオルの種類・サイズ
- プリント方法
- 配色数(1~8色)
- 注文枚数
以下の表は、「4色・50枚」で注文したときの一枚あたりの料金比較です(フルカラーは色数無制限)。料金相場の参考としてご確認ください。
<4色・50枚注文時の一枚あたりの料金比較表>
枠あり | 全面 | フルカラー | |
フェイスタオル | 1,180円 | 1,940円 | 1,660円 |
マフラータオル | 1,540円 | 2,100円 | 1,480円 |
スポーツタオル | 1,680円 | 2,480円 | 2,580円 |
手ぬぐい | 1,080円 | ー | ー |
バスタオル | 2,230円 | 3,300円 | ー |
ハンドタオル | 1,025円 | 1,800円 | 800円 |
ミニタオル | 550円 | ー | 490円 |
※ミニタオル(枠あり)のみ120枚注文時の価格です(最小ロットが120枚のため)。
プリントする配色数が増えるほど料金は上がりますが、一度の注文枚数が多くなるほど一枚あたりの単価は安くなります。
より詳細な料金については、「オリジナルタオル商品一覧」をご覧ください。
オリジナルタオルのデザイン例
次にオリジナルタオルの完成見本として、実際のデザイン例をご紹介します。
ここでは、次の2つのデザイン例を取り上げていきます。
- 似顔絵入りのオリジナルタオル
- 部活動・サークル用のオリジナルタオル
それぞれのデザイン例を画像でご紹介しますので、どのようなデザインのタオルが製作できるのか、完成イメージの参考にしてください。
似顔絵入りオリジナルタオル
まずは「似顔絵入りオリジナルタオル」のデザイン事例について、シーン別で4つご紹介します。
こちらで取り上げる事例のように、細かい色や線の違いもタオルで表現可能です。
似顔絵入りタオルはノベルティや贈答品など、さまざまなシーンでご利用いただいています。
■「整骨院でお客様へのノベルティとして」院長の似顔絵入りスポーツタオル

■「結婚式の引き出物」新郎新婦の似顔絵入りフェイスタオル

■「会社の創立10周年の記念」社員の似顔絵入りマフラータオル

■「幼稚園の先生へ卒園記念に」子ども達の似顔絵入りフェイスタオル

部活動・サークルオリジナルタオル
続いて「部活動・サークルオリジナルタオル」のデザイン事例を2つご紹介します。
こちらで取り上げるのは、よさこいチームの公式グッズとして製作したオリジナルタオルの事例です。
このようにチームでお揃いのタオルを作ることで一体感が高まり、チーム全体の士気向上につながります。
■よさこいチームタオル(名古屋学生チーム 鯱 様)

■よさこいチームタオル(よさこい関学連 炎流 様)

よさこいチーム以外にも、部活動やサークル、地域のスポーツクラブなど、オリジナルタオルはさまざまなお客様にご利用いただいています。
オリジナルタオルを作る際の注意点
最後に、オリジナルタオルを作る際の注意点を2つご紹介します。
- アーティストのロゴなど著作権を侵害するデザインは印刷できない
- 原稿確定後はキャンセル不可
不要なトラブルを防ぐためにも、この2点には十分に気をつけておきましょう。
アーティストのロゴなど著作権にかかわるものはNG
一つめの注意点として、著作権が別の人にあるデザインは印刷ができません。
たとえば、ライブやコンサート用にオリジナルタオルを作る場合で考えてみましょう。
この際に「アーティストのロゴや顔写真をタオルに印刷したい!」と考える方は少なくありませんが、それはできません。それらを無断で使用すれば、著作権侵害に該当する可能性があります。
タオルに印刷するものは「完全オリジナルデザイン」もしくは「著作権フリー素材」を使うようにしてください。
原稿確定後はキャンセルできない
注文がキャンセルできるのは「原稿確定前まで」となっています。
原稿確定後はキャンセルができませんのでご注意ください。
どうしても原稿確定後にキャンセルする場合は、製作費用を全額お支払いいただいております。あらかじめご了承ください。
オリジナルタオルの作り方のまとめ
今回はオリジナルタオルの作り方についてご紹介しました。
さまざまな演出ができるオリジナルタオルは、渡し手の「個性」を表現できるアイテムです。
受け取った側はサプライズ感があり、作り手側にとってもタオルの製作自体が忘れられない思い出となるに違いありません。
文字やイラスト、似顔絵などを入れて、世界に1つだけのオリジナルタオルをぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
名入れ製作所では、オリジナルタオル製作のご注文を随時受け付けています。
タオル製作に関するご相談にもお答えしております。ご不明な点や不安な点などありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。